ディプティック「フルール ドゥ ポー」はどんな匂い?

「フルール ドゥ ポー」の香りを徹底レビュー!

ディプティック「フルール ドゥ ポー」は、2018年に誕生したフレグランスです。

調香を手がけたのは、香水界の巨匠といわれるオリヴィエ・ペシュー。ディプティックのオードトワレが誕生してから50年の節目を記念して作られました。

ギリシャ神話のプシュケとエロスからインスピレーションを得た、愛の物語を連想させる香りです。

オードパルファンのほかにヘアフレグランス、ハンド&ボディローション、ボディバームなど全身に使えるアイテムを展開しています。1日中好きな香りに包まれて過ごせるのがうれしいですよね。

「フルール ドゥ ポー」はどんな香り?

ディプティック「フルール ドゥ ポー」は、うっとりするようなムスクを主体とした香りです。

「フルール ドゥ ポー」は「肌に咲く花」という意味。まるで人肌そのもののように温かみのある、セクシーな印象の香りです。

ふんわりと心地よく香るムスクに、​​アイリスとアンブレットの花の香りが加わり、多幸感を演出してくれます。

トップノートは「ベルガモット × アンジェリカ × ピンクペッパー」の香りで花開く前のさりげない印象

トップノートはベルガモット、アンジェリカ、ピンクペッパーの香りです。

ひとつひとつの香料が主張しすぎず、さりげなく香ります。それでも決してつまらない印象にならないのは、ピンクペッパーのスパイシーな香りがアクセントになっているから。

体温となじんでいくに連れて少しずつ香りが花開いていく様子は、まさに「フルール ドゥ ポー」(=肌に咲く花)という名前を体現しているかのようです。

ミドルノートは「アイリス × ローズ」の香りで純粋でありながらセクシーな印象

ミドルノートはアイリスとローズの花の香りです。

アイリスはパウダリー感のある上品な甘さが特徴的。高価な石鹸を思わせるような、純粋さとセクシーさを兼ねそなえた香りです。

まるで元々の肌から香り立っているようなセンシュアルな香りを、長く楽しむことができます。

ラストノートは「ムスク × アンブレット × アンバーグリス」の香りでふんわりと柔らかい印象

ラストノートは「フルール ドゥ ポー」の主役であるムスクの香りです。

ムスクと聞くと動物性の官能的な香りをイメージするかもしれませんが、「フルール ドゥ ポー」のムスクは、アンブレットシードを原料とした植物性のムスク。

スキンフレグランスのように、自然に肌になじみます。ふんわりと包み込まれるような、柔らかいムスクの余韻を堪能できるでしょう。

【まとめ】「フルール ドゥ ポー」はどんな人・どんなシチュエーションにおすすめ?

「フルール ドゥ ポー」をおすすめしたいシチュエーション

1.初対面の人と会うとき
2.季節やシーンを問わずいつでも
3.恋人とのお泊まり

「フルール ドゥ ポー」は、石鹸やシャンプーを思わせるような、非常に清潔感のある香りです。初対面の人と会うときにほんのり香らせれば、きっと好印象を持たれるでしょう。

クセが少なく、季節やシーンに左右されないので、自分の定番の香りとして毎日使うことができます。

愛をイメージさせるギリシア神話をモチーフにした香水でもあるので、恋人とのデートやお泊まりにもぴったり。お風呂上がりのようなピュアな香りが長く続きます。

「フルール ドゥ ポー」をおすすめしたい人

1.ムスクや石鹸の香りが好き
2.清潔感のある香水が欲しい
3.人肌のように香る香水を使ってみたい

温かみのあるムスクの香りが好きな人、清潔感のある石鹸の香りが好きな人にとって、「フルール ドゥ ポー」はうってつけの香りでしょう。

またスキンフレグランスのように肌になじむ香水なので、自分の体温に応じて変化する香りを楽しみたい人にも試していただきたい香りです。

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