ディプティック「オルフェオン」の香りを徹底レビュー!

ディプティック「オルフェオン」は、2021年に誕生したフレグランス。ディプティックの60周年を記念して作られた香りです。
「オルフェオン(Orphéon) 」とは、1960年代のパリに実在したナイトバーの名前。ディプティックが創業された、サン ジェルマン大通り34番地の隣で営業していました。
サン ジェルマンは多くの芸術家や知識人が集う場所。ディプティックの創業者である3人のクリエイターたちも、オルフェオンに足しげく通っていたと言われています。
「オルフェオン」の香りはオードパルファンのほかにソリッドパフューム、ハンド&ボディウォッシュがあります。
「オルフェオン」はどんな香り?

ディプティック「オルフェオン」はどこか懐かしさを感じるような、ウッディノートを基調とした香りです。
活気あるバーで人々がたしなむカクテル、タバコの煙、木の温もりを感じるダンスフロアなど、当時のオルフェオンで感じられた香りを再現。
バーの香りと聞くと、洋酒のような濃厚な香りをイメージするかもしれません。しかし「オルフェオン」の香りは重すぎず、はかない雰囲気が感じられます。
夜のムードと、清潔感のある洗練された印象をあわせ持つ、大人に似合う香りです。
トップノートは「ジュニパーベリー」の香りですっきりとしたクールな印象

トップノートはジュニパーベリーの香りです。
ジュニパーベリーは、古くからジンの香りづけにも使われる、すっきりとしたクールな印象の香り。
熱く語り合う人々が飲み交わす、氷がたっぷり入ったジンのカクテルを思わせる香りです。
ミドルノートは「ウッディ × ジャスミン」の香りでノスタルジックな印象

ミドルノートはシダー、ベチバー、パチョリをブレンドした、木を思わせるウッディノート。ジャスミンの芳醇な香りが甘さを添えます。
グラスを置く木のテーブルや椅子、木目のダンスフロアなど、古きよきバーをイメージさせる趣(おもむき)のある香り。
ウッディノートが持つ男性的な強さも感じられます。
ラストノートは「トンカビーン × ベンゾイン」の香りで温かみのある印象

ラストノートはトンカビーンとベンゾインの香り。パウダリーな甘さのトンカビーンが、洗練された清潔感を感じさせます。
ベンゾインは「安息香(あんそくこう)」とも呼ばれる、まろやかな甘さが特徴の香り。
芸術家たちが語り合う夜更けのバーの雰囲気を思わせる、温かみのあるラストノートです。
【まとめ】ディプティック「オルフェオン」はどんな人・どんなシチュエーションにおすすめ?

「オルフェオン」をおすすめしたいシチュエーション
1.バーでお酒をたしなむとき
2.昔の思い出に浸りたいとき
3.気になる異性に会うとき
ディプティック「オルフェオン」は、パリに実在したナイトバーを舞台とした香水です。バーでお酒をたしなむときにつければ、1960年代のパリにタイムスリップしたような、ノスタルジックな気分を楽しめるかもしれません。
「オルフェオン」の香りは、「どこかで出会ったことのある懐かしい香り」だと感じる人も多いようです。そのため家でアルバムを開くときなど、思い出に浸りたいときにもおすすめできます。
「オルフェオン」は「モテ香水」と言われることもある、男女問わず好かれやすい香り。気になる異性に会うときにつけていけば、きっと好印象を与えられるでしょう。
「オルフェオン」をおすすめしたい人
1.ウッディとジャスミンの香りが好きな人
2.パリの雰囲気が好きな人
3.すっきりとしたお酒が好きな人
ディプティック「オルフェオン」は、ウッディとジャスミンの香りの掛け合わせが印象的。甘いだけでも爽やかなだけでもない、奥行きのある香りを感じたい人におすすめです。
英国のバーの伝統や趣(おもむき)を感じられる香水なので、パリの雰囲気が好きな人にもぴったり。
ジンのようなすっきりとしたお酒の香りが好きな人にも、きっとハマる香りでしょう。
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