大人っぽいバニラ香水「オーデュエル」を徹底解説

「バニラの香水」と言っても、プラリネが効いたグルマンから、フローラルをベースにしたものまで幅広くありますが、ディプディックのバニラは、これまでのバニラフレグランスとはまた毛色が違います。異国情緒溢れる大人のための香りです。
「オーデュエル」(EAU DUELLE)は、直訳で”決闘”を意味する言葉。
明るい雰囲気のバニラと、ほの暗くスモーキーなスパイス。陽と陰に分かれた2つの香りが混ざり合うことで、オーディエルという1つの香りを創りあげています。
一筋縄ではいかない、魅惑のオリエンタルバニラフレグランス
オーデュエルのメインはバニラですが、バニラのふわっとした香りを支えるのは、数々のスパイスたち。
カルダモン、サフラン、ピンクペッパーコーンなどの、オリエンタルなスパイスと、オリバナム(フランキンセンス)の温かみのあるウッディノートが香りに深みを与え、複雑ながらもアコードのとれたバニラノートを演出します。
「一筋縄ではいかないのよ」
こんな言葉が聞こえてくるような、魔性さも感じられる魅惑のオリエンタルバニラです。
香りの移り変わりがほとんどないシンプルノート

オーデュエルは、トップ、ミドル、ラストなどの香りの移り変わりがほとんどないシンプルノートです。
つけたてから、濃厚なバニラがガツンと鼻へ届き、深く吸い込むようにすると遠くで色々なスパイスをじっくり感じます。
1番強く感じるのはフランキンセンス、そしてカルダモン。
どちらも温かみのある木やスパイスの香りなので、バニラと重なり合うことでより深い温かさ、そして大人の色気を演出します。
極め付けは、バニラの香りを引き立てるためにほんの少し加えられたセイロンティー。
甘いけど、甘すぎない。大人のためのバニラフレグランス、それがオーデュエルです。
コメントを残す