ディプティック「オー ローズ」はどんな匂い?

ディプティック「オー ローズ」は、リアルなバラの香りを堪能できる、大人に似合うフレグランスです。オードトワレとオードパルファンの香りの印象、口コミ、似ている香水やおすすめのシチュエーションなど、「オー ローズ」の香りを徹底的にレビューします。

ディプティック「オー ローズ」の香りを徹底レビュー!

「オー ローズ」はディプティックの人気フレグランスのひとつ。

2012年にオードトワレ、2022年にオードパルファンがそれぞれ登場しました。

調香を手がけたのは、ファブリス・ペルグラン。ディプティックでは「ドソン」や「オードリエル」を手がけ、ペンハリガンやジョーマローンなど名だたる香水メゾンで腕を振るってきた調香師です。

「オー ローズ」の香りはオードトワレとオードパルファンのほかに、ヘアフレグランス、ハンドクリーム、ソープなど、ディプティックの多くのアイテムで楽しむことができます。

「オー ローズ」はどんな香り?

ディプティック「オー ローズ」は、その名のとおりバラの花が主役の香りです。

しかし一般的に想像されるバラの香りではなく、ディプティックならではの新しい解釈で作られた複雑な香り。

バラの花びらだけでなく、茎や葉、蕾(つぼみ)、水の香りまでもリアルに表現しています。

「オー ローズ」に使われるバラは、本物の生花のようにフレッシュな香りのダマスクローズと、青みのある控えめな香りのセンティフォリアローズ。

オードパルファンにはカモミール、アーティチョークの香りも加わり、オードトワレよりもさらに豊かで複雑な香りを表現しています。

トップノートは「ライチ」の香りでみずみずしく透明感のある印象

トップノートはライチの香りです。

果汁がしたたりそうなほど、フレッシュでフルーティーなライチの香り。

徐々に現れるバラの香りとあわさることで、朝露に濡れたバラを思わせる、みずみずしい香りを実現しています。

ミドルノートは「ローズ × カモミール × アーティチョーク」の香りで奥行きのある印象

ミドルノートはローズ、カモミール、アーティチョークの香りです。

華やかなダマスクローズとセンティフォリアローズに、甘みのあるカモミールと、アーティチョークをプラス。

アーティチョークはキク科の花の蕾で、西洋ではバラの香りを引き立てる存在として、バラと一緒に植えられることも多いそうです。

バラだけでは表現できない、奥行きのあるハーバルな香りのミドルノートです。

ラストノートは「ムスク × ウッディ」の香りでゆったりと落ち着いた印象

ラストノートはムスクとウッディの香り。

みずみずしいローズの香りが徐々にドライダウンし、柔らかなムスクと、スモーキーさのあるウッディの香りに落ち着きます。

肌なじみがよく、シーンを問わず使いやすいラストノートです。

【まとめ】ディプティック「オー ローズ」はどんな人・どんなシチュエーションにおすすめ?

「オー ローズ」をおすすめしたいシチュエーション

1.季節やシーンを問わずいつでも
2.自然のなかに出かけるとき
3.静かで落ち着いた場所に行くとき

ディプティック「オー ローズ」は、誰にでも好かれやすいローズの香りが主役。ベースには落ち着いたムスクとウッディが香り、季節やシーンを問わず使いやすい香水です。

生花のようにリアルなバラの香りなので、自然豊かな屋外でも浮くことなく、好きな香りを楽しむことができます。

香水特有のキツさを感じにくく、おしゃれ感もあるハイセンスな香り。美術館などの落ち着いた場所にもなじむでしょう。

「オー ローズ」をおすすめしたい人

1.生花に近いバラの香りを求めている人
2.ジェンダーレスに使える香水が欲しい人
3.単調ではない複雑な香りが好きな人

ディプティック「オー ローズ」は、バラの花びらだけではなく、茎や葉っぱの香りもリアルに感じられる香水。生花に近いバラの香りを求めている人には、理想的な香水といえるでしょう。

男女どちらも使えるユニセックスな香りを探している人にもおすすめ。

女性があえてかっこいいスーツスタイルにあわせたり、男性がラフでカジュアルな服装とあわせたりと、イメージを変えて楽しむことができそうです。

バラの単調な香りではなく、フレッシュなライチなど意外性のある香料を組み合わせた、奥行きを感じる香り。ふつうのローズ香水に飽きてしまった人にもぴったりです。

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